2022年10月、3年ぶりとなるF1日本グランプリが三重県鈴鹿サーキットで開催中されます。日本人ドライバー角田裕毅を有しての開催とあり、盛り上がること必至の鈴鹿サーキットへの公共交通機関でのアクセス情報についてまとめます。
東京方面からのアクセス
東京からの公共交通機関を用いたアクセスは鉄道利用の他に夜行バスが利用できます。東京→名古屋のルートの他に、東京→三重(四日市、白子、津)では直接鈴鹿サーキットにアクセスする場合や、三重県内の四日市や津に宿泊する場合にも便利です。
新宿のバスターミナルを24:00に出発し、三重には7:00前に到着します。料金も新幹線に比べると安いのは嬉しいポイントです。
名古屋方面からのアクセス
名古屋からのアクセスは主に4パターン。鉄道でのアクセスを中心にご紹介します。
①伊勢鉄道稲生駅+徒歩(約20分)
鈴鹿サーキットの最寄りは伊勢鉄道稲生駅になります。名古屋駅からはJR関西本線亀山行きにの乗り、鈴鹿または四日市で伊勢鉄道に乗り換えとなります。こちらは最寄り駅から徒歩でアクセス出来ますが日本GP開催期間中はかなり混雑していて、時間帯によっては到着した列車に乗れないこともあります。
②近鉄白子駅+臨時バス
名古屋方面からの近鉄でのアクセスは本数も多く、最も多くの人が利用するルートになります。
特急(特急券が必要)で最短39分、急行(乗車券のみでOK)でも57分程度と変わりません。車列は5両編成くらいなので日本GP開催期間中は始発の名古屋駅からの乗車でも何本か見送りしないと乗れない状態になります。途中駅からは座れないことを覚悟しましょう。
白子駅からサーキットへは臨時バスが往復しています。伊勢交通の本気が感じられるほどの臨時バスが稼働しますが、時間帯によっては待ち時間の行列が長くなることもあります。またバスの行列が長くなる時間帯は白子駅からのタクシーも捕まらないと考えておいた方が良いようです。
*追記*
2022年は白子駅からサーキットへのアクセスは一時2時間待ちの状態でした。雨の金曜日が一番長かったようです。
③近鉄平田町駅+徒歩35分
近鉄の支線である近鉄平田町から徒歩でアクセスするルートになります。白子駅からの臨時バスの待ち時間が長くなった場合に有効な方法です。
名古屋方面からは白子駅のひとつ手前の伊勢若松駅で近鉄鈴鹿線への乗り換えとなります。伊勢若松駅は急行も停車する駅ですが、名古屋からの列車が5両編成に対して平田町行きは3両編成になります。こちらもGP開催期間にはサーキットに向かう人がちらほらとみられます。
平田町駅から鈴鹿サーキットのメインゲートへは徒歩35〜40分くらい。名古屋から近鉄を利用する場合には混雑情報を確認しながら、平田町駅からのアクセスも選択肢とされると良いでしょう。
④名古屋駅から直通バス
三重交通が名古屋駅からの直通バスツアーを販売しています。こちらは例年早めに完売することもあるようですので利用を考えている方は早めに情報をチェックされることをお勧めします。
白子駅からのアクセスは三重交通の臨時バス
日本GP開催中に最も多くの人が利用する近鉄白子駅からサーキットまでは伊勢交通の臨時バスが運行されます。通常15分程の移動ですが、混雑する時間帯には最大2時間待ちなんてことも。セッションを見逃したくない場合には早めの移動がお勧めです。
なお、伊勢交通は徹底的に効率化を進めていて運賃の支払いは鈴鹿サーキット近くの臨時バス降車ポイントに着いてからになります。現金や交通系ICカードが利用出来ます。この降車ポイントからサーキットのメインゲートは徒歩8〜10分程になります。
帰りの交通手段
帰りは各ルートとも大変な混雑になります。セッション終了直後にすぐ帰宅の途につく場合にはかなりの待ち時間を覚悟する必要があります。
特に白子駅への臨時バスの待ち行列はかなりの長さになります。メインゲートまで列が続いている場合もあります。
イベント後にはどのルートから帰るのかも悩みどころです。スムーズな移動は諦めてトークショーなどを楽しんでから宿泊先に向かうのが混雑を避ける唯一の手段と言えます。
木曜の鈴鹿サーキットへのアクセス
例年だとドライバーサイン会やピットウォークが開催される木曜日。残念ながら2022年は木曜イベントは予定されていないようです。それでもピット作業やドライバー達がコース下見する様子が見学できる機会です。
ただ木曜日はまだGP開催期間前となるため、白子駅からの直通バスの運行がありません。路線バスやタクシー利用など事前に用意をしておいた方が無難です。
最後に
F1観戦を検討されている方ならご存知の通り、これまでF1日本GP開催期間には台風の直撃なども度々起きています。
それでなくても2022年は近年に比べてチケット売り上げ状況から混雑が予想されています。最新の情報を確認のうえ移動を検討されることをお勧めします。